先日、安全運転管理者講習を受けてきました。交通事故を起こさないために注意すべき点を１年に１度学び、社内で安全管理を行います。少し、学んだことを書いていきたいと思います。

飲酒運転が危険・犯罪というのは周知の事実ですが、実は居眠運転も同様に危険なのだそうです。講師の先生によると、眠気というのは眠らない限り減退することはないそうで、飲酒と違い、誰も睡眠不足だからという理由で車の運転を止めることもないため、飲酒よりも意外と危険なのかもしれないとの事でした。（だからと言って飲酒運転を良しとしているわけではありません！）忙しい中、休めない方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでも睡眠をとれるように努力しましょう。

今の暑い時期は運転しているだけでも熱中症になる可能性があるそうです。水分補給を忘れずに行ってくださいね！

すべての講義を通して言われたことは、心に余裕を持つことが大事ということです。仕事には時間がつきもので、余裕を持つことは難しいですが、事故を起こし事故処理を行う時間を考えれば、心に余裕がない状態で急ぐよりも、平常心で安全運転を心掛けたほうが良い気がします。抜け道を行ったり、信号無視をしたり、スピード違反したりして急いで運転しても目的地には思いのほか早く着かないという研究結果もあるようです。（30分の距離で、急いだ時と安全運転していた時の差は3分弱）とはいえ、急いでいると心の余裕はなくなります。「大丈夫！」「なんとかなる」など、気持ちの高ぶりを鎮める魔法の言葉＝コーピングマントラを自分で決めておくといいそうです。ペットの名前など、好きな食べ物など、心が落ち着く言葉なら何でもいいようです。ぜひお試しください。

交通事故は被害者の方はもちろん、目撃者の方もPTSDに悩まされる方がいらっしゃるそうです。たくさんの方の日常を奪い、たくさんの方を悲しませる事故はあってはならないと改めて思いました。一人一人の努力で交通事故は防ぐことができます。一つでも減らすことができるよう、頑張っていきましょう！